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投稿者
ミラクル
投稿内容
｢春の雪　青菜を茹でて　いたる間も｣(細見綾子)の季節を過ぎると、｢春風や　闘志抱きて　丘に立つ｣(高浜虚子)の時期が訪れるわけだが、虚子の句には長い寒い冬からようやく暖かくて万物うごめく春が来た喜びのようなものが感じられる。
春の喜びを実感するには細見綾子の句のような厳しい寒さの季節を身に染みて感じることが必要だよね。
東北から東京に来てみて、こちらは身体が凍り付くような厳しい冬がないため春を迎えた喜びが希薄なように感じられてならない。
暗くて凍てつく季節を体験することが前提条件じゃないかと注文したご飯を出してもらえるのを待つ間に考えました。
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